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傾国の寵愛~初恋は熱く淫らにひそやかに~
第10章 昼間の密会
 想いに耽っている間に、ハンの指は手慣れた様子でソナのチョゴリの前紐を解いていた。まだ残暑が厳しい時季のことゆえ、下着は着ていない。上衣を脱げば、胸に布を巻いただけだ。
 何を思ったか、ハンは手を胸から放し、いきなりチマを捲り上げた。
「―っ」
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