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傾国の寵愛~初恋は熱く淫らにひそやかに~
第4章 初めての恋
 頬を染めるソナを見て、ハンは眼を細めた。
「そなたは可愛いな。その―、あからさまな言い方で失礼かもしれないが、男慣れしていないというか、純粋なところにとても惹かれる」
 その言葉に、ソナは更に真っ赤になった。男の指先がまた伸びて、そっとソナのまだふっくらとした頬に触れた。
「こんなに赤くなって、可愛いな」
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