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絶対奴隷 裕美子
第5章 48時間の陶酔
ようやく私を部屋に入れてくれたご主人様はすぐに麻縄を取りだした。

「後ろを向け」

「はぃ」

私は正座のまま、ご主人様に背を向けて両手を背中に回す。最初に手首を括られた縄は乳房の上下に回され、きつく引き絞られる。

「う・・うっ・・」

息がつまりそう。いままでよりずっと厳しい縄だ。脇の下で縄留めがされ、さらに首から回された縄が胸の上下の縄を左右の乳房の間で縦に締めあげる。

ご主人様は私を立たせると、背中の縄尻を天井の梁(はり)に通し、吊りあげるように固定した。体重が胸の縄にかかってさらに苦痛が増す。でも、どんな苦痛でも、廊下で一人放置されるよりずっとまし。ご主人様がすぐそばにいてくださるのだから。
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