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絶対奴隷 裕美子
第8章 48時間の陶酔(4)
部屋に戻ると、後ろ手の縄も貞操帯も前後のバイブもはずされた。脇で正座していろとのご命令に従うと、ベッドに座ったご主人様は沙希様を隣に呼び寄せ、唇を合わせられた。

そんな・・・あんまりです、ご主人様・・・

でも口には出せない。

「目をそらすな。ちゃんと見ていろ」

「・・は、はぃっ・・・」

大粒の涙が頬を伝う。これもご調教のひとつ? 奴隷は、こんな責めにも耐えなければならないの? こんなにご主人様を愛しているのに・・・

泣いている私に追い討ちをかけるように、ご主人様は沙希様の身体に手を這わす。それも「責め」などではない、優しさにあふれた愛撫。私がどんなに望んでも与えられることはないご主人様からの愛を全身で受け止める沙希様・・・

辛いです・・辛すぎます・・ご主人様・・・

それでもやはり声にはできず、じっと耐えるしかないのです。裕美子はご主人様の奴隷だから・・・
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