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Rin's Another Story
第6章 貴方に出逢えて。6
凛の額についている冷えピタの上から軽く口付けをすると凛の頬がさらに赤くなった。
「悪い〜
更に熱上がっちゃったな〜」
口調とは裏腹に嬉しそな森生を睨むと凛は布団に潜り込んだ。
「凛、薬飲めるか?
無理なら俺が口移しで……」
いい終わる前に凛は森生の手から薬を奪い取ると水も飲まずに錠剤を飲み込んだ。
「まったく〜
熱が上がると頑固になるって聞いたことね〜ぞ」
眠りに落ちた凛の横を片時も離れることなく森生はベッドサイドに置いてある椅子に腰掛けた。