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白い背中と君の藍
第5章 ローズピンク◇混ざり合う
息を吐いて目を瞑ると、唇に柔らかい感触がした。
ただ触れるだけのキス――――。
だけど凄く優しいキスだった……。
最初が鳥羽さんで良かった。
彼の不思議な魅力に惹かれていく内に、勢いで男女の関係を進めてしまったけど、それはきっと鳥羽さんだったからだ。
他の人だったら、こんな風になりたいと思ってない。
実際モテる智充先輩にだって、恋愛感情は一切感じなかったんだから。
あのキャンバスに描かれた風景が、鳥羽さんの心を教えてくれたんだ。
あの深くて何処までも透明な――――
『藍色』が。
閉じた瞼の裏に浮かび上がる、綺麗なインディゴブルー。
宇宙にでも行ったみたいに、身体もフワフワと無重力な気分になったが――――
「あぁぁぁっ!!」
力が抜けた瞬間を狙って、鳥羽さんの男根が一気に挿し込まれた。
ただ触れるだけのキス――――。
だけど凄く優しいキスだった……。
最初が鳥羽さんで良かった。
彼の不思議な魅力に惹かれていく内に、勢いで男女の関係を進めてしまったけど、それはきっと鳥羽さんだったからだ。
他の人だったら、こんな風になりたいと思ってない。
実際モテる智充先輩にだって、恋愛感情は一切感じなかったんだから。
あのキャンバスに描かれた風景が、鳥羽さんの心を教えてくれたんだ。
あの深くて何処までも透明な――――
『藍色』が。
閉じた瞼の裏に浮かび上がる、綺麗なインディゴブルー。
宇宙にでも行ったみたいに、身体もフワフワと無重力な気分になったが――――
「あぁぁぁっ!!」
力が抜けた瞬間を狙って、鳥羽さんの男根が一気に挿し込まれた。