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白い背中と君の藍
第6章 アメジスト◇束縛の印
「いっぱいか……分かった」
少し考えた風に鳥羽さんは、私の後ろに移動する。
二の腕を掴み、肩に柔らかい感触がした。
「メグの背中……白いキャンバスみたい」
一言そう囁いた鳥羽さんは、背中に紫の刻印をつけていく。
「あ……あぁ……」
何度も何度も背中にキスされる柔らかくて愛おしい感触に、頭の天辺から下腹部の奥まで甘く痺れた。
背中のデッサンが出来上がるのを胸の華に手を当てて、高鳴る鼓動を確かめながら待ち構える。
鳥羽さんは丁寧に優しく、途中で投げ出すことなく背中のキャンバスに描き続ける。
幸せだ――――。
こんなに胸が満たされて、震える想いが世の中にあるんだって思えるくらい、幸せ。
嬉しさに興奮したのか蜜巣からじんわりと愛蜜が溢れ出して、花園をまた湿らせていく。
「ん……」
蜜が染み渡る感触に、寒気が走ったみたいにゾクゾクして背中を小さく震わせた。
少し考えた風に鳥羽さんは、私の後ろに移動する。
二の腕を掴み、肩に柔らかい感触がした。
「メグの背中……白いキャンバスみたい」
一言そう囁いた鳥羽さんは、背中に紫の刻印をつけていく。
「あ……あぁ……」
何度も何度も背中にキスされる柔らかくて愛おしい感触に、頭の天辺から下腹部の奥まで甘く痺れた。
背中のデッサンが出来上がるのを胸の華に手を当てて、高鳴る鼓動を確かめながら待ち構える。
鳥羽さんは丁寧に優しく、途中で投げ出すことなく背中のキャンバスに描き続ける。
幸せだ――――。
こんなに胸が満たされて、震える想いが世の中にあるんだって思えるくらい、幸せ。
嬉しさに興奮したのか蜜巣からじんわりと愛蜜が溢れ出して、花園をまた湿らせていく。
「ん……」
蜜が染み渡る感触に、寒気が走ったみたいにゾクゾクして背中を小さく震わせた。