この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
白い背中と君の藍
第6章 アメジスト◇束縛の印
鳥羽さんのアパートに到着して自転車を停めたけど、この間みたいに飛び出して来てくれない。

もうそれだけで、一抹の不安が過ってしまう。

「はぁ……いけない。贅沢になってるよね」

会うたびに鳥羽さんへの気持ちが大きくなるにつれて、彼のリアクションも期待している自分がいた。

唇を結んで、ドアを軽くノックする。

コンコン……。

鳥羽さんしか住んでいないからか、インターホンが付いていない。

寝ていたらノックだと気付かないんじゃないかな?

また、鳥羽アパートの謎が増えていく。

再び、ノックして名前を呼んでみる。

「鳥羽さ〜ん!」

――――居ないのかな?

約束を破られたことは今まで一度もないのに……。

殆ど消えている痣の部分に服の上から手を当てて、不安で早くなる心音を落ち着かせようとすると

――――ガチャ。

ドアがようやく開かれた。

/263ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ