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白い背中と君の藍
第6章 アメジスト◇束縛の印
私の身体は三角錐みたいになっている。

胸を張って股間を突き出し、膝で立っている足を左右に大きく開いて、両腕は反っている身体を支えるように後ろについていた。

まるで組体操でもさせられているみたいだ。

更に茂みが生える恥骨を思いっきり晒されて、いくら鳥羽さん相手でもこの体勢はかなりの羞恥プレイだと思う。

全開になっている蜜口からは、ポタポタと水滴が垂れ落ちている。

恥ずかしさのせいもあるのか、脈も早まってきているし、正直ちょっとキツイ気がした。

でも鳥羽さんのアーティスト魂が燃えるなら、限界まで耐え抜いてみせようと決意する。

鳥羽さんの手が伸びて来て――――

「痣……消えそうだね」

「う……ん」

年に似合わず艶っぽい目付きで、立てた人差し指を胸元に宛てがう。

「あ……ひゃっ……」

指は線を引くように、おヘソに向かって下りていく。

微かに肌を掠めていく感触が、反った身体を余計に敏感にさせた。

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