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白い背中と君の藍
第7章 ブラック◆消えて…
ガチャッ――――!!
開いている!?
玄関に鍵は掛かっていなかった。
そのままの勢いでドアを開くと部屋の中は、いつものアトリエの光景と変わりない。
だけど孝秀は、そこには居なかった。
「でも鍵が開いているし……」
私の肌に触れる時には、毎回アルコールティッシュで手を拭く程の孝秀が、鍵を掛けないで出かけるとは思えない。
部屋を見渡して目に止まるのは――――
「隣の……部屋」
正直いつも気になっていたんだ。
この扉の向こうは、本当に寝室なのか……。
私とセックスする時は、このアトリエに簡易マットを敷くだけだ。
寝室で行為をしたことは、一度もなかった。
この部屋にはもしかしたら、私が知らない孝秀が隠されているんじゃないかな?
今までの私なら絶対、こんな行動起こさないのに……
どうにも衝動が止まらなくなっていた。
隣の部屋のドアノブに手を伸ばす――――
私が開けようとしているのは……
『禁断の扉』なのだろうか?
開いている!?
玄関に鍵は掛かっていなかった。
そのままの勢いでドアを開くと部屋の中は、いつものアトリエの光景と変わりない。
だけど孝秀は、そこには居なかった。
「でも鍵が開いているし……」
私の肌に触れる時には、毎回アルコールティッシュで手を拭く程の孝秀が、鍵を掛けないで出かけるとは思えない。
部屋を見渡して目に止まるのは――――
「隣の……部屋」
正直いつも気になっていたんだ。
この扉の向こうは、本当に寝室なのか……。
私とセックスする時は、このアトリエに簡易マットを敷くだけだ。
寝室で行為をしたことは、一度もなかった。
この部屋にはもしかしたら、私が知らない孝秀が隠されているんじゃないかな?
今までの私なら絶対、こんな行動起こさないのに……
どうにも衝動が止まらなくなっていた。
隣の部屋のドアノブに手を伸ばす――――
私が開けようとしているのは……
『禁断の扉』なのだろうか?