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白い背中と君の藍
第7章 ブラック◆消えて…
マキコは色っぽい仕草で足を組み、見せ付けるかのようにスタイルの良さを強調させた。
組んだ腕で押し上げられた胸元は、大きな肉玉が寄せ割って、谷間がくっきりと線を引いている。
いちいち……わざとらしい。
下唇を噛んで、早く話が終わってくれることを望んだ。
だけどマキコは更に私をドン底に突き落としていく――――。
「ねぇ〜。あなた孝秀ともう寝たでしょ?」
「え……」
なんでそんなことまで聞かれるの?
あんたなんかに、孝秀と私のことを話すもんか!
心の中では反発心を燃やしたが、一言も口にすることは出来なかった。
「十七歳の家出少年……。私と出会った時は孝秀は童貞……女性経験なかったのよ」
「……そうですか」
「ふふふ……だからね〜。女を悦ばす方法も全部私が孝秀に教えてあげたの〜。孝秀、若い割にはセックス上手でしょ?」
「――――っ!!」
一番知りたくない予感は的中した――――。
私には孝秀が初めての相手だけど、それでも彼が異様に女性経験が豊富そうなのは感じ取れていた。
過去に何かあっただろうとは察してたし、昨日マキコに会った時点で頭の片隅で分かってしまった。
それはこの部屋に入った瞬間、想像が確信に変わろうとしていたことも――――。
組んだ腕で押し上げられた胸元は、大きな肉玉が寄せ割って、谷間がくっきりと線を引いている。
いちいち……わざとらしい。
下唇を噛んで、早く話が終わってくれることを望んだ。
だけどマキコは更に私をドン底に突き落としていく――――。
「ねぇ〜。あなた孝秀ともう寝たでしょ?」
「え……」
なんでそんなことまで聞かれるの?
あんたなんかに、孝秀と私のことを話すもんか!
心の中では反発心を燃やしたが、一言も口にすることは出来なかった。
「十七歳の家出少年……。私と出会った時は孝秀は童貞……女性経験なかったのよ」
「……そうですか」
「ふふふ……だからね〜。女を悦ばす方法も全部私が孝秀に教えてあげたの〜。孝秀、若い割にはセックス上手でしょ?」
「――――っ!!」
一番知りたくない予感は的中した――――。
私には孝秀が初めての相手だけど、それでも彼が異様に女性経験が豊富そうなのは感じ取れていた。
過去に何かあっただろうとは察してたし、昨日マキコに会った時点で頭の片隅で分かってしまった。
それはこの部屋に入った瞬間、想像が確信に変わろうとしていたことも――――。