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白い背中と君の藍
第7章 ブラック◆消えて…
これ以上聞きたくない気持ちから、思いっきり顔を背けたけど、マキコの追撃はエスカレートしてきた。
「キスも、性器を舐めるのも……ペニスを挿入してどうやって攻めるのか、膣の中の何処が気持ちが良いかも……数え切れないくらい教えてあげたのよ。だから孝秀と寝た子は、そのテクニックに嵌っていくの……だけどそれも全部、私を悦ばせるために覚えたテクニックなのにね〜」
「――――っ!!」
マキコの明かす真実が、私と孝秀の彩られた思い出に真っ黒な墨を落としていく。
耳を塞いでしまいたかった。
だけどショックが大きすぎて、指を動かす気力もなくなってくる。
「あんたたちみたいな世間知らずの娘は、勘違いするのよ。『私、孝秀に愛されてるって』……単に私の影でしかない癖に」
「か……げ?」
私もマキコの影みたいに孝秀に抱かれているってこと?
「ふふふ……孝秀は私を悦ばすだけに存在してるのよ。孝秀があんたたちに与える快楽は、私のためにしてきたことの延長線でしかないの」
「そんなこと……」
「ないって言いたいでしょうけど……綺麗事言って、自分のモノにならないと分かったら皆んな孝秀の前から去って行ったわよ」
「それはきっと……」
この女のせいだ!!
こんな女に威圧的に嫌がらせされたら、逃げたくもなる――――!
そう言ってやりたかった。
だけど――――
「キスも、性器を舐めるのも……ペニスを挿入してどうやって攻めるのか、膣の中の何処が気持ちが良いかも……数え切れないくらい教えてあげたのよ。だから孝秀と寝た子は、そのテクニックに嵌っていくの……だけどそれも全部、私を悦ばせるために覚えたテクニックなのにね〜」
「――――っ!!」
マキコの明かす真実が、私と孝秀の彩られた思い出に真っ黒な墨を落としていく。
耳を塞いでしまいたかった。
だけどショックが大きすぎて、指を動かす気力もなくなってくる。
「あんたたちみたいな世間知らずの娘は、勘違いするのよ。『私、孝秀に愛されてるって』……単に私の影でしかない癖に」
「か……げ?」
私もマキコの影みたいに孝秀に抱かれているってこと?
「ふふふ……孝秀は私を悦ばすだけに存在してるのよ。孝秀があんたたちに与える快楽は、私のためにしてきたことの延長線でしかないの」
「そんなこと……」
「ないって言いたいでしょうけど……綺麗事言って、自分のモノにならないと分かったら皆んな孝秀の前から去って行ったわよ」
「それはきっと……」
この女のせいだ!!
こんな女に威圧的に嫌がらせされたら、逃げたくもなる――――!
そう言ってやりたかった。
だけど――――