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第9章 サンドベージュ◇繊細な心

そんな孝秀の反応も可愛くて、今度は舌先で線を引くように舐めてみる。

「ぁ……メグ……やっぱり」

甘い孝秀の声に興奮してきて、もっと喘がせてみたくなってきた。

『フェラチオ』はまだしたことなかったけど、情報誌とかでたまに見掛けた記憶を辿って見よう見真似でやってみる。

少し膨らんだ肉塊は舐めている内に大きくなると思って、ペロペロキャンディみたいに舌のひらで舐め上げていく。

「うっ……あぁ……」

我慢しているかのように漏れる孝秀の声が色っぽい。

あぁ……もっと聞きたい。

舐めている私も頭の芯が気持ち良くなってきて、いつも自分の蜜壺に挿入されるのをイメージしながら、口の中に肉棒を咥え込む。

シェイクでも飲むみたいに、クチュクチュと口の中の粘膜を動かすと、肉棒はピクッと震えて更に大きくなってきた。

「んっ……んん……」

口の中に収まっていた根が急にはみ出るくらい膨らんで、咽喉が詰まりそうになって声がこもる。

窄めていた唇は押し広げられて、唾液が一気に溢れ出す。

ちょっと驚いたけど、初めて知ったペニスが勃起する感覚に感動すら感じてきた。