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白い背中と君の藍
第9章 サンドベージュ◇繊細な心
「はぁ……ぁ……」
孝秀が悦ぶ声をもっと聞きたい。
『幸せ』を感じて欲しい――――。
肉飴を必死でしゃぶりながら、孝秀への気持ちが昂まる。
頭の傘を咥えて丸みを口の中に包み込む。
唇で括れを締め付けて、磨くみたいに首を左右に振って扱いていく。
口の隙間から溢れ出す唾液を竿に擦り付けるよう右手を上下に動かしていった。
「あっ……んぁ……メグゥ出そう」
肉棒から私を離そうとして孝秀は片手で肩を押して来たけど、雄の本能の方が先立って――――
「うっ――――」
「んぐぅ!!」
途端、自分の唾液以外の液体が吹き出して、口の中にいっぱい溢れた。
舌に孝秀の絵の具が纏わりつくと、ピリッと少し痺れる感覚がして、苦味が喉の奥を衝いてくる。
独特な生臭い臭いが鼻腔に広がってきて、反射的に身体が竦む。
口を離したら、ミルクが溢れでてまう。
まだ硬さがある根を咥えたまま、固まっていると
「メグ……いいから早く……口を開けて」
上体を起こした孝秀の手が、口元に差し出された。
孝秀が悦ぶ声をもっと聞きたい。
『幸せ』を感じて欲しい――――。
肉飴を必死でしゃぶりながら、孝秀への気持ちが昂まる。
頭の傘を咥えて丸みを口の中に包み込む。
唇で括れを締め付けて、磨くみたいに首を左右に振って扱いていく。
口の隙間から溢れ出す唾液を竿に擦り付けるよう右手を上下に動かしていった。
「あっ……んぁ……メグゥ出そう」
肉棒から私を離そうとして孝秀は片手で肩を押して来たけど、雄の本能の方が先立って――――
「うっ――――」
「んぐぅ!!」
途端、自分の唾液以外の液体が吹き出して、口の中にいっぱい溢れた。
舌に孝秀の絵の具が纏わりつくと、ピリッと少し痺れる感覚がして、苦味が喉の奥を衝いてくる。
独特な生臭い臭いが鼻腔に広がってきて、反射的に身体が竦む。
口を離したら、ミルクが溢れでてまう。
まだ硬さがある根を咥えたまま、固まっていると
「メグ……いいから早く……口を開けて」
上体を起こした孝秀の手が、口元に差し出された。