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白い背中と君の藍
第10章 エメラルドグリーン◇希望の光
◇ ◇ ◇

いつもは自転車を停めるスペースに、車を停車させた。

孝秀には会う日にちを約束した時点で、近場にドライブに行こうと言ってある。

車のエンジン音に気付いたのか、アパートのドアに近寄る前に部屋から出てきた。

「メグ、おはよう」

「おはよう、孝秀!

孝秀はこないだとは打って変わって明るい顔をしている。

今日は無精髭も綺麗に剃っているし、Tシャツもいつもよりはオシャレなデザインな気がした。

ジーンズなのは変わらないけど、遠出する時もノーパンかちょっと気になったけど……。

「レンタカー借りてきたよ!  Sクラスにしたけど乗り心地は結構良いよ」

「俺、車に乗るの久しぶりだな」

孝秀が少し緊張気味なのは、久々に遠出をするからだろうか?

「車酔いとか大丈夫?」

「うん、それは平気……それにしてもメグ」

「ん?」

「随分と派手な色だね……鮮やかなエメラルドグリーンで綺麗だけど」

「最近の車って楽しい色いっぱいるんだよ〜!  これくらい普通だって!  さぁ乗って、乗って!」

「うん、楽しみだよ」

車の話で楽しく盛り上がりながら、私たちは座席に乗り込んだ。

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