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白い背中と君の藍
第4章 クリア◇蜜の味
「あっ……」
物足りなげに見詰めると、背中に回されていた鳥羽さんの手が太ももに触れてくる。
「鳥羽さん?」
「メグ……足開いて」
「えっ?」
鳥羽さんのその言葉に妄想のベクトルが、一線を越えて伸びていく。
目を見開いて固まっている私に鳥羽さんは小さく笑って説明してくれた。
「ずっと手をついてると、手首痛いでしょ? 足を俺の太ももに掛けたら楽じゃない?」
「そ、そっか……だよね」
妄想を膨らましていたのが恥ずかしく思いながら、正座からM字開脚に体勢を変える。
「こう?」
「うん……よいしょ!」
鳥羽さんの手が太ももの下に差し込まれると、一気に持ち上げられて手前に引き寄せられた。
「ひゃぁ!!」
「ほら、これなら近い」
「あ……」
私の足は鳥羽さんの太ももに乗せられて、お互いの足が交差している。
「首に掴まって」
「うん」
鳥羽さんの首に腕を回すと、しがみ付く子猿みたいだったけど、鼻先が触れるくらい顔が近付いた。
物足りなげに見詰めると、背中に回されていた鳥羽さんの手が太ももに触れてくる。
「鳥羽さん?」
「メグ……足開いて」
「えっ?」
鳥羽さんのその言葉に妄想のベクトルが、一線を越えて伸びていく。
目を見開いて固まっている私に鳥羽さんは小さく笑って説明してくれた。
「ずっと手をついてると、手首痛いでしょ? 足を俺の太ももに掛けたら楽じゃない?」
「そ、そっか……だよね」
妄想を膨らましていたのが恥ずかしく思いながら、正座からM字開脚に体勢を変える。
「こう?」
「うん……よいしょ!」
鳥羽さんの手が太ももの下に差し込まれると、一気に持ち上げられて手前に引き寄せられた。
「ひゃぁ!!」
「ほら、これなら近い」
「あ……」
私の足は鳥羽さんの太ももに乗せられて、お互いの足が交差している。
「首に掴まって」
「うん」
鳥羽さんの首に腕を回すと、しがみ付く子猿みたいだったけど、鼻先が触れるくらい顔が近付いた。