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白い背中と君の藍
第4章 クリア◇蜜の味
「あぁっ……ふぅぅん……」

「メグ?」

漏らす声に変化を感じたのか、鳥羽さんは一旦顔を離してジッと見詰めてきたから、素直に状況を伝える。

「あの……当たるんだけど」

「股?」

「!?」

濁すことなく直球を投げられてしまい、恥ずかしくて顔が熱くなる。

「う……うん」

唇を噛んで小さく頷くと、鳥羽さんはお互いの股間の隙間に手を入れてきて

「本当だ……濡れてる」

ショートパンツの縫い目を指先でなぞった。

「うっ!!」

モゾモゾした感覚に、跳ねたように身体を竦ませる。

直接触られた訳じゃないのに、微かに伝わる振動に大袈裟に反応してしまう。

「メグ……敏感だね」

「あっ!!そんな……ヤッ!」

私の反応をしみじみと眺めながら、鳥羽さんは縫い目を何度も上下に往復していく。

「メグは自分で触らないの?」

「ない!し、しない!」

鳥羽さんにしがみ付きながら、質問に必死に答えた。

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