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白い背中と君の藍
第5章 ローズピンク◇混ざり合う
もっと鳥羽さんが、欲しい――――。
心の奥から触手のように、欲望が伸びてくる。
そして――――
「……して。鳥羽さんのが……欲しい……」
全身の細胞で求めるように、懇願していた。
鳥羽さんの手が穴に挿入されたまま止まって
「欲しい? 俺の?」
少し不思議そうに聞き返してくる。
鳥羽さんは分かっている筈だ。
私が今何を欲しいかも……
こうやって求める日が来ることも――――。
「うん……だってさっきからお尻に当たってるよ」
「……何が?」
またとぼけて……。
この瞬間、鳥羽さんは『S』だと確信する。
「鳥羽さんの……硬くなってるのが」
そう、鳥羽さんの股間がいつも硬く膨らんでいたことを……
私も知っていたよ。
心の奥から触手のように、欲望が伸びてくる。
そして――――
「……して。鳥羽さんのが……欲しい……」
全身の細胞で求めるように、懇願していた。
鳥羽さんの手が穴に挿入されたまま止まって
「欲しい? 俺の?」
少し不思議そうに聞き返してくる。
鳥羽さんは分かっている筈だ。
私が今何を欲しいかも……
こうやって求める日が来ることも――――。
「うん……だってさっきからお尻に当たってるよ」
「……何が?」
またとぼけて……。
この瞬間、鳥羽さんは『S』だと確信する。
「鳥羽さんの……硬くなってるのが」
そう、鳥羽さんの股間がいつも硬く膨らんでいたことを……
私も知っていたよ。