この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
水蜜桃の刻
第15章 その背中
「……っああっ!」
ずんっ、とそれは一気に奥まで、きた。
たまらずに先生の背中にしがみつく。
呼吸を整える間も与えられず、がんがんと突き上げられる。
「っ! や……まっ……ああんっ!」
足を抱えるようにされれば、気持ちいいところにあたって。
ぐりぐりとそこが擦られて。
……先生っ!
先生────……!
「んっ! んんっ、く……!」
唇を噛み、耐えた。
でも、いき慣れた身体はすぐに高められていく。
「……っ!」
先生の汗が、頬に落ちる。
目を開ければ、壮絶なほどに色っぽいその顔が私を見下ろしていた。
「っああんっ!」
目が合った瞬間、どくん……と心臓が跳ね、たまらず私は声を上げた。
先生はそんな私を見つめ続ける。
その視線から私は逃れられず、喘ぎながらも必死で見つめ返した。
さらに激しくなる突き上げ。
刺激され続けるスポット。
とうとう、悲鳴のような声を上げながら私は達してしまう。
「……ひ……っうんっ、う……」
びくんびくんと痙攣が止まらない。
先生が私の身体からそれを抜いた。
「や……もっと……っ……」
呟けば、息を軽く弾ませながら先生は、ん……? と聞いてくる。