この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
水蜜桃の刻
第18章 陶酔
先生から与えられた、身体中を駆けめぐる快楽。
もうどうしたらいいかわからないまま、先生のズボンを掴んだ。
お尻に感じる先生の硬いもの。
それがまた、私を煽っていく。
「ああっ、ダメ……きもちいっ……!」
呟くように口にすれば
「ん? いきそう?」
その言葉に、こくこくと頷く。
鏡に映る、私の足のあいだで蠢く先生の両手。
真っ赤になってるその部分をいやらしく晒し、愛撫され、身体をくねらせて喘ぐ私。
火照った頬。目も潤んでる。
与えられる刺激に感じた急激な予兆。
思わず目を閉じて歯を食いしばった。
「……っ、その顔……」
耳元で囁かれ、咄嗟に目を開けた瞬間、鏡の中の私を射るように見る先生のその視線と目が合った。
「……っああっ!」
我慢できず、びくびくっ……! と身体が痙攣した。
足の爪先にまで入った力。硬直する身体。
息ができなくなり、ひくっ、と喉が詰まった。
……そんな状態なのに。
「っあ!」
先生の、突起を擦る指の動きは止まらない。
敏感になっているそこは、ちょっと刺激されるだけで身体がびくん、と反応してしまう。
「やっ、ダメ……え……!」
身体が言うことを聞かない。
びくんびくんと、震えて……ずっといってるような感覚に陥っていく。
咥えこんでる先生の指。そこが痙攣するたびにその存在を感じる。