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水蜜桃の刻
第18章 陶酔
口の中に唾液を溜めた。
その状態で、段までをぱくりと。
「ああ……」
先生の反応がうれしくて、そのまま奥まで咥え込む。
ぎりぎりまで引き抜き、また奥まで。
それを繰り返せば、私の手を汚していく自分の唾液。
それが手首を伝っていくことにさえ興奮する。
いつも私のなかにはいってくる、これ。
先生の硬く、大きく、熱いもの。
これで私のなかはいっぱいに満たされる。
擦られて、突かれて。
たまらなく気持ちよくさせてくれる、先生のもの。
「んっ、く……ぅん……」
そんなことを想像すれば、身体の奥の疼きは一段とひどくなる。
先生のこれを早くもらいたくて、どうしようもなくなる。
左手で支えている、先生のもの。
空いている右手を、少しだけ開いた自分の足のあいだにそっと忍ばせた。
「ふぅ……ん、っは……」
ぬるぬるとしたものでそこはひどく濡れていた。
その感触がまた、たまらなくて。
指先で蜜を全体に広げるようにする。
そのまま、ひくつくそこに指を挿れる。
「んう」
咥えたまま、止まってしまった動き。
舌だけをれろ……と這わせ、指で、なかにある蜜を掻き出すようにして擦る。
くちゅり……と水音がした。
とろとろの蜜が指に絡みつくその感触は、私の心をいやらしく高めていく。
「どこ弄ってんの」
笑いを含んだような言い方だった。
だって……と言葉にしたくても、口のなかにある先生のものは大きくて、頬張るのでもう精一杯で、何も言えない。