この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
水蜜桃の刻
第2章 欲情


とろりと溢れる蜜を指先ですくった。

すでに硬くなっているそこを、そのぬるぬるとした指で円を描くように擦る。


「……っ、くっ」


背筋がしなる。
唇を噛んで、声を我慢した。


早くいかなきゃ。
早くいって、部屋に戻らなきゃ。
でなきゃ、怪しまれちゃう。


ぐりぐりと捏ね回す。


「……ふ、ぅう……っ……」


鼻から漏れる息。
びくびくと身体は震え続ける。
声を我慢するのが苦しい。
なのに気持ちよくて指が止められない。


ああ……先生────……!


頭の中に浮かんださっきの光景。


甘い蜜をすする音。
伸ばした舌先で、先生は濡れたそこを舐めた。


「っ……!」


そして脳内は勝手に変換する。


それは私の蜜。
垂れ流す、欲情の証。

じゅるっ、とすする音。

伸ばされてきた舌先で、私のここをぐりぐりと押しつぶすように舐められる。


「……は……」


ぞくぞくっと、きた。


さらに速まる私の指先。
もう片方の手もそこに伸ばす。
蜜穴に差し込む2本の指。
なかをかき混ぜた。


……そう、これは先生の指。
先生の長く綺麗な指に、ぐちゃぐちゃとなかが弄くられてる────。


「んん……っ……」


なかの気持ちいいところ。
外の敏感なところ。
ひたすらに擦った。


……ああ。高まる。くる。


その兆候に、身体に力が入る。


……いく。
いっちゃう。


ああ……先生、っ────……!


っつ……! と、押し殺した声を上げながら達する。
きゅうっと、なかにある自分の指を容赦なく締めつける私の身体。
荒い呼吸を必死で抑えた。


「ああ……」


すごい。
……気持ちいい。


頭がぼうっとしている。
このままずっと余韻に浸っていたい────……。



/321ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ