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呪いのしるしを、君の体に。
第5章 5
「ん、だめっ…!」
「嫌がるな」
高槻の声音に、ことりは驚く。
みるみる目が覚める。
そこには見たこともない、挑発的な表情の高槻がいた。
「暴言を吐いてみなよ、ことり君。できるならね」
またもや唇が覆いかぶさり
高槻の熱すぎる舌が入ってきて、ことりの口の中を犯す。
息もできないくらい、深く、深く。
「やめっ…」
高槻はコップの残りの水をことりの胸元に垂らした。
白いシャツがぺったりと張り付き
下着がすけた。
「風邪をひくよ」
今脱がしてあげよう。
唇で押さえつけられ、あっという間にシャツのボタンが外された。
そのまま抱き起されるように半身を起こされる。
「暴れると、余計に酔うよ。
それとも、もっと酔って、僕に何かされたいのかな?」
「ちがっ…! この、ド変態!」
高槻はことりの前で舌なめずりをした。
その美しさに、世の中の女子が卒倒するのではないかと思った。
「君はもっとかわいらしい下着かと思ったら
こんないやらしいのを付けていたんだね」
高槻の手がブラジャーに伸び
そして折り曲げてことりの胸を空気にさらした。
「やだ、やめて先生! もう、やだ…!
ばか、ばかつき! 変態!」
「どうぞ、なんとでも言いいなよ」
今度はソファ前の机に置いてあったワインを口に含み
高槻はまたことりに口づけする。
ワインがことりの口の中に注がれ
こぼれ出たワインがさらされた胸を伝った。