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呪いのしるしを、君の体に。
第5章 5
数回同じことをされるうちに
世界がゆがみ始め、ことりは瞼が重たくなる。
「どうしたの、先ほどの元気は?酔った?」
それにこ答える気力もないまま
またもや高槻の舌に深く犯される。
「いやらしいな、ことり君。
そんな泥酔の状態で、男の人に寄りかかってはいけない」
『あなたが、寄りかからせているくせに…!』
そう言いたくとも、ことりの喉からは声が出ない。
高槻の手がことりの胸の先をチョンとはじいた。
「っ…」
「ことり君、気持ちいいなら、そう鳴かないと」
高槻はそのままことりを抱きしめ
そして口づけをしながら
ことりの履いているジーンズのボタンを外し、チャックを下ろした。
「っん、ダメ先生、いや、そこはいや!」
抵抗しても、高槻には反撃にもならないのか
あっという間にショーツの上から敏感な部分に触れられた。
「ことり君、君は…」
「やだ…やだ!」
「下着の上からでもこんなに濡らしているの?」
恥ずかしさの極みで、ことりの目から、涙が出た。
高槻は、いましがたことりの蜜壷に触れた指をかざしては
真剣に見つめていた。
それは、犯されるよりも恥ずかしかった。