• テキストサイズ
よくある恋愛モノ
第11章 新たな日々へ



「でもそれは……」

「うるせーなっ、そんなに行きたいならお前だけ行けばいいだろ!」



凪は思わず起き上がって怒鳴った

だが、凪が本気で怒っても、美和は目をそらさない



「……はぁ」



昔からこの瞳には弱い凪



「わかった……」



しぶしぶ負けを認めたのだった−−−






そして迎えた、お見送り当日

退院はしていたが、凪は大事をとって学校には行っていなかった



“まぁ、来ようが来まいが凪にはあんま関係ないんだろうけど”



「まぁ、なんにせよ……」

「ん?」



隣で発せられた呟きに凪は振り向く



「凪が元気になって良かった」



笑ってそう言われると、凪の耳が赤く染まった



ポンッ



何も言わずに美和の頭を優しく叩く



「でももう無茶はしないでよ!」

「ふん」



凪は鼻で笑った



「それはどうだか」






「まさか本当に来るとは思わなかった。しかも和泉くんまで連れて」

「……帰る」



相変わらずの険悪ムード



「凪!」



必死で止める美和



「で、わざわざこんなところまで来てなんなの?」



/110ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ