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rena's world story☆h.a.s.r.r.y
第7章 ☆SS2: 隠れて甘いkissをして
.。.:* side 立花 *:.。.。.:**:.。.。.:**:.。.。.:*
「高校時代の “ 女友達 ” だって」
「………」
「香ちゃん、毎月1回 “ 女子会 ” をしてるのよ。
立花、女子会って何か知ってる?」
「………」
「その名の通り、 “ 女の子 ” だけの集まりよ。
レディースプランって安いしデザートもつくから…」
「分かった。もういい、ありがとう」
……女という部分だけを、明らかに強調してくるから
俺は自分の額を片手で押さえながら、咲原の言葉を遮った。
時刻は夕方の6時。
12月を迎えた今、この時間は既に陽が落ちていて
社内の休憩ラウンジの窓ガラスには、ビル群の灯りが煌めいている。
自販機で買ったホットを飲んで、思わず溜息を漏らすと
隣りに並んだ咲原が、プッと笑って口元を押さえた。