この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
rena's world story★a.n.r.r.y
第2章 招待状と秋の風

「……! ヒ、メ…」


寝たまま体を回して、美和の方へ向き直る。

左腕を上げて、その小さな背中に腕を回して


「………っ///」


目を見開いて、顔を上げようとした美和を

そのまま自分の胸に抱きしめた。


「………」


……あー、あったけぇ。
落ち着く。


やっぱり夏は終わったな。

こうして抱きしめる温もりが、いつもよりも心地良く感じて

美和の頭を右手で抱えて、さらに自分の方へ引き寄せた。


「……髪、乾いてねぇし」

「~~えっ!? そ、そう?
ちゃんとドライヤーしたんだけど……」

「後ろの方。
……だから俺がやるっつってんだろ」

「……うん」


濡れた毛先を気にして、腕の中でソワソワする美和。

本人にとっちゃなんでもない仕草が、俺の心の奥をくすぐる。

その頭にそっと顎を付けると


「……次泊まりに来た時は、お願い、します……」


両手でぎゅっと俺の服を掴んで、美和が小さくそう言った。


/534ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ