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rena's world story★a.n.r.r.y
第10章 愛してる

ヒメが思い出して爆笑しているのは

蓮くんに恋をしてる私に協力してくれるからと、誘われた休日。

17歳の私が頭を悩ませた、初めて自分でコーディネートした服のことだ。


「そ、そんな大昔のことをなんで覚えてるわけ!?」

「衝撃過ぎて逆に忘れられねぇんだよ。
あー腹いてー」

「~~~っ///」

「そんなお前が今じゃアパレルに携わってるんだから
俺の素晴らしいセンスのお陰だな」


感謝しろと言って、白い歯を見せるヒメ。

私と同じ茶色の髪から覗く、キラリと光るピアス

私が着ている長袖ワンピースと同じ色の、モノトーンのシャツ

……こうも違って見えてしまうから、溜息をつくしかない。



「……ほんと、ヒメは凄いね」


お世辞ではなく、心から感じてそう呟くと

表情を戻したヒメが顔を上げた。


「……凄い?」

「さっきも、カクテル作ろうとしてくれたでしょ?
何でも出来ちゃうんだなぁって」

「………」

「器用でスマートで、向かうところ敵なしって感じがする。
羨ましいよ」



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