この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
rena's world story★a.n.r.r.y
第2章 招待状と秋の風
……は?
「……なに言ってんだお前」
「だ、だから…っ///」
仰向けになった俺の、タンクトップの裾を両手で掴んだまま
美和は体を起こしてベッドの上に座った。
「出来ない代わりに……さ、触ろうかと…///」
「………」
「もちろん、ヒメが良ければの話だけどっ」
顔を真っ赤にさせながら、体をもじもじさせる美和。
……いや、なにそのキラキラした目。
「……お前は今日飲んでねぇよな」
「うん」
「変なもん食ってもねぇよな」
「うん」
シラフの状態であることを確認して
俺は両手を頭の後ろで組んで、美和を見上げた。
「じゃあ聞くけど、どこを触ろうとしてんの?」
「……っ///」
「俺の何を触りてぇの?」
大して期待もせず、そう質問すると
美和の頭からボンッと何かが破裂する。
「……い、言わせない、で…よ」
「………!」
「分かってるでしょ……?」
……美和の視線が、俺の顔から下へと移った。