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rena's world story★a.n.r.r.y
第11章 片想いの行方 ‐ eternally -
.。.:* side 美和 *:.。.。.:**:.。.。.:**:.。.。.:*
ヒメに気持ちよくなってもらいたくて
愛してるって伝えた後、そのままバスルームで続けるつもりだった。
……だけど
ふっと視線を逸らしたヒメに、強く抱きしめられて
何度も何度もキスをされて
結局いつもと同じように、私の方が気持ちよくなってしまって……
「……ん、あ……っ」
寝室のベッドの上に倒された体に、ヒメが覆いかぶさる。
全身を時間を掛けて愛撫されて、何度もイかされて
ヒメが私の中に挿入ってくると……もうそれだけで意識が飛びそうになってしまった。
「……っ ヒメ……」
あ……またヒメって呼んじゃった。
でも、もう言い直す余裕が無い。
私をぎゅっと抱きしめて、更に奥へと突き上げてくる律動に
全身が熱く反応して、甘い痺れが止まらない。
「…ん…ん……ねぇ、ヒメ…」
「話しかけんな」
「………!」
「……今、すげー気持ちいい……」
私の耳元でそう囁かれた、ヒメの掠れ声。
ゾクッと刺激が走って、私の中がきゅうっと熱く狭くなる。