この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
rena's world story★a.n.r.r.y
第11章 片想いの行方 ‐ eternally -
「………っ」
少しだけ上体を起こしたヒメの前髪が、私のおでこに触れて
首にかかったブラックビーズのネックレスが、私の胸をくすぐって
……ヒメのひとつひとつに、ドキドキしてしまう。
「ん、あ、……あ、ん…っ」
「……あーやばい…」
「……んっ」
「美和、これ以上締めんなよ……」
そう言いながら顔を歪めるヒメの表情が、すごくセクシーで
私の腰を両手で持って、ゆっくり味わうように前後する動きが堪らなくて
だ、だめ……このままじゃまた先にイかされちゃう……
「……ね、ぇ、ヒメ……星空にして?」
「……は?」
「プラネタリウムのスイッチ、点けて」
この幸せな時が終わってしまうのが、なんだか凄くもったいなくてそうお願いすると
「………」
動きを止めたヒメが、怪訝そうに私を見下ろした。
……うぅ、めっちゃ睨まれてる。
「……お前、SEX中に喋るの好きだな」
「……! だ、だって…」
「突っ込む前に言えっつーの。
暗くしろとか点けろとか、ほんと我儘な女」