この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
rena's world story★a.n.r.r.y
第13章 お土産

……お帰りって言ったんだから、ただいまって返されるのは普通だ。

それなのに

私のハートは勢いよく飛び出して
私の腰は砕けて崩れ落ちそうになるのはなぜだろう。


「……インターホン押して欲しかった」


スーツケースは入口に置いてきたのかな

海外用のビジネスカバンを持った葵を見上げて
浮ついた心をなんとか抑えて、平然を装ってみる。


「は? 俺の家だろ」

「……だって心の準備が…」

「こっち」

「……えっ?」

「来いよ、渡してぇものがある」


……やっぱり葵は葵だ。

出張から帰ってきて、こうして3週間ぶりに逢うというのに
彼はいつもの態度でスタスタとリビングに入っていく。

~~こっちは久しぶりの対面に心躍らせてるんですけど!
つーか渡したいものが何だって!?


「何よ帰ってきて早々に!
もうちょっと余韻に浸らせてくれたって…」

「土産買ってきた」

「……えっ?」

「今まではどこ行っても、買い物なんて行為に興味すら無かったけど
お前がいるから仕方無く」

「………!」

「全部、お前の為に」


……へっ?///


/534ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ