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rena's world story★a.n.r.r.y
第2章 招待状と秋の風
「……お前、この後どーすんの?」
「えっ!?」
後ろで束ねていたゴムを外して、美和の髪に指を絡める。
「コレ、どう料理するわけ」
「……?」
「勝手に火を付けたのはお前だろ。
炒めて、味付けして、最後はどう仕上げるつもり?」
「………」
俺の質問に、美和が手を止めて体を起こした。
俺を見つめて、首を横に傾げる。
……はは、なにその顔。
キョトンとしてんじゃねえよ。
その本気で分かりませんっていう目、冗談だろ?
「ヒメ、何言ってるか分かんない」
「……だから。
お前の中には今日挿れられねぇんだろ?」
「………!!」
「どうやってイけばいいんだよ俺は」
ここまできたらオブラートに包む必要も何もねぇから、ぶっきらぼうに言い放つ。
また爆弾を落としてくるんじゃねぇかと、今度は期待する俺……
……のはずが
「そ、そんなの、 “ 自分で ” なんとかしてよっ///」
「……は?」
「お、大きく出来ても小さくする方法なんて分かんないもん!」
「~~~!!」