この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
rena's world story★a.n.r.r.y
第13章 お土産

……やられた。

ドキュンとド真ん中に入って、一瞬息が止まってしまった。

来月は30回めとなる私の誕生日。
20代も残り僅かとなった今、三十路なんてめでたくも何ともなかったけど
ふいうちの “ おめでとう ” に全身が痺れて、子供のようにはしゃぎ回りたい気分だ。


「これ、外していい?」

「ま、待って、自分で……///」

「いいから」

「………っ」

「大人しくしてろ」


葵が私を足の間に引き寄せる。

今両耳に付いている、一粒のパールピアス。
私の髪を耳の後ろにかけてから、葵の冷たい指がキャッチに触れた。


「………っ」


やばい、近い。
近過ぎる。

……この人、男なのに
目も、鼻も、唇も
至近距離で見るとひとつひとつのパーツが綺麗で
心臓がバクバクして直視できない。

触れられた耳の火照りが、顔にまで広がって……

~~っていやいや私!///
何恋する乙女みたいな感じになってるのよ!
イイ歳したアラサーでしょうが!

/534ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ