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rena's world story★a.n.r.r.y
第13章 お土産
正解。
電気暗くして良かった。
余裕ぶって笑えるジョークを言い放ったはいいけど
途中でどもっちゃったし、多分私の顔は真っ赤だ。
……いや、笑えないんだってば。
全て外れたワイシャツの中から、引き締まった体が見え隠れして
それだけで私の全身は火照って……ますます濡れてしまう。
「……お前って……」
いつの間にどこから取り出したのか
はぁっと息を吐いた葵が、避妊具のパッケージを歯で千切った。
「MなんだかSなんだか、ハッキリしろよ」
「……えっ?」
「ぶっこみやがって。マジで知らねぇからな」
「………っ」
持ち上げられた右膝に、軽くキスを落とされる。
そのまま横に広げられて……葵が覆いかぶさった。
……中心の入口に煽りの先端が当てられる。
「……!! ま、待っていきなり…」
「スイッチ入れたお前が悪い」
「……!、ん、あ…っ」
「溜まってんだよ。
帰りのフライト、蘭を抱く事だけ考えてた」
「〜〜〜///」
「数週間離れただけなのに
……早く蘭に逢いたかった」