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rena's world story★a.n.r.r.y
第16章 ミッション終了

看板も無いし店内も見えないから
お洒落なランプが下がったこの外観から、ここが美容室とは誰も気付かないだろう。


「期待を裏切らないですねぇ……」


表参道の裏路地にある、隠れ家サロン。
流石と言うか想像通りというか……あの絶妙なゆるふわツーブロックはここで作られているのね。

……って、ん?
今 “ 美和がいる ” って言った?


「姫宮さ……あれ!?」


いつの間にかいなくなってるし!
ドアを開けたまま振り返ったけど、彼は忽然と姿を消していた。

そういや先に入っててって言ってたけど
ちょ、ちょっとどうしたらいいの……

……と、その時


「……あ♪ 早坂さーん!」


どこからか、オロオロする私を呼ぶ高い声。


「わ~~久しぶり♡ 元気だった?」

「………!?」

「こっちこっち♪」


可愛らしい声のする方へ、再び体を戻すと
フレンチアンティーク調のアットホームな室内に……


「ごめんね、今ちょうど動けなくて」


大きな鏡の前の椅子に座って
髪をラップで巻かれカラークロスをかけられた彼女は、私を見てにっこり微笑んだ。

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