パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第16章 ミッション終了

……極秘任務を遂行するのは、私に間違いないんだろうけど
その当事者が、作戦の全容を何も知らないなんてことがあっていいのだろうか。


「………」


っていうか、そもそも作戦って……
そりゃ私にとっては一大事だけど、彼氏を尾行するってだけで作戦も何もないよね？

だいたい司令塔の彼が面白いからなんて言ってる時点で、この先の展開が不安でしか無いんですけど……


「あの、香月さん。
この度のミッションの前に、色々とお聞きしたいことはあるのですが……」


きっと旦那から情報を得ている彼女に、教えてもらった方が早いと思うし
ここに連れてこられた理由も知りたいけど、その前に……


「……今、何されてるんですか？」

「髪染めてるの」

「はい、それは見て分かるのですが…」

「こんなこと暴露して恥ずかしいんだけど
ヒメが髪色を変える時は私も同じ色にするって、付き合った時から決めてるんだ」

「………！」

「へへっ、真似するなんて子供みたいでしょ？///」

「～～～！」


か、

か、

可愛い……！