この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
rena's world story★a.n.r.r.y
第16章 ミッション終了

……浮いてないよ、綺麗だよと直球で言われる方が絶対嬉しいのに


“ 心配するな ”
“ 何も問題ねぇよ ”


たったそれだけの変化球が、こんなにもド真ん中に入るのはどうしてだろう。


「……あ、ありがとうございます」

「寒くねぇのかって聞いてんだけど」

「寒くないです、今日夏みたいに暖かいし…」

「あっそ」


入口まで続く、両サイドに設置されたかがり火。
オレンジ色の炎が姫宮さんの横顔を照らして……その美しさに声を失ってしまった。

普段の雰囲気と違うからかな。
紳士という言葉がぴったりで、さっきから私の心臓は跳ねてばかりだ。




「あと15分、そろそろですかね…」

「待ち疲れた」

「……まだ5分しか経ってないですよ」


ストールをギュッと握りしめて
ドキドキしながら、柱の陰からこっそりと入口を伺っていると


「── あれじゃねぇかな」


腕を組んだまま、柱に背を付けて後ろ向きに見ていた姫宮さんが
低い声でそう言って目を細めた。


「………!!」


~~つ、ついに来た……

って、えっ!?
どこ!?


/534ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ