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rena's world story★a.n.r.r.y
第19章 唇に媚薬 ‐ deep love -
「……っ カーテン閉めて…」
「何の為に?」
「み、見られる…っ」
「見られません。ここ32階です」
広いベッドの中央に私を下ろした葵が、すぐに覆いかぶさってきた。
「……んっ」
大粒カラーのビジューネックレス。
葵が首筋にキスを落とす度に、デコルテの上でラインストーンが揺れる。
「……は、外さないの…?」
「あぁ、なんか妙にエロいし」
「………っ」
「いや、違うな。
エロいっつーより……綺麗」
「………!」
広げた私の脚の間で、上体を起こした葵。
中途半端に残ったままだった自分のシャツを脱いで、じっと私を見下ろす。
……クリスタルのピアスに、ネックレスと同じ3連のブレスレット。
ドレスを脱いで下着だけになった体には、アンバランスに見えるはずなのに……
「……お前、今超ヤバイぜ。
分かってる?」
私の膝を立てて、葵が口角を上げた。
「このアクセ全部引きちぎって、バラバラにして
お前をめちゃくちゃにさせたい」
「~~~!///」
「はは、なんてな。
やべーのは俺か」
「………っ」
「……けど……マジで狂いそう」