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rena's world story★a.n.r.r.y
第19章 唇に媚薬 ‐ deep love -
上体を屈めて、葵は私の右足に顔を寄せると
膝のすぐ横に……噛みつくように唇をつけた。
「……痛っ……っ」
数センチ移動して、太ももの内側に付けられるキスマーク。
吸われながら更に中心へと近付いてくる。
……肌が焼かれたように熱い。
「……や…っ、ま、待っ…」
折り曲げた膝を外に広げて、葵が脚の付け根に息を吹きかけた。
それだけで、ビクッと背中が浮いてしまう。
「…あっ、ん……んん…」
……だ、駄目、体が痺れる。
触れられてるのは片足だけなのに、全身が愛撫されてるような錯覚。
じゅんっと、中心から快感が溢れた。
「……っ 葵……」
足を広げて、大事な場所を曝け出す格好。
どうしようもなく濡れた中心を……その野獣のような目はしっかり捉えてる。
「……脱が、せて。脱ぎたい」
「だめ」
「だ、だってもう……」
「もう何?」
「………っ」
狂いそうって言ったくせに、葵はいつものクールな表情で
私の左腕を持ち上げて、手の甲をゆっくりと舐めてくる。
……胸も、中心も、まだ1回も触られてないのに
私の愛液は、既に下着の意味を無くしてしまった。