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あたしの甘い王子さま
第8章 パティシエの........
『温かいお茶入れますね~』
そう言って目の前に座っていた鈴木さんは席を立つ。
別に、頼んでないから作ってくれなくてもいいし........。
俺にとっての『エネルギー補給に』って言うなら、晶にデコレーションしてよ。
生クリームでもチョコクリームでもいいからさ。
あ....いま食べてるこの生クリームでもいいよ。
晶の可愛い胸の膨らみにのせて............なんて考えただけでも堪らない。
絶対に、甘くて美味しいはず。
はぁ........食べたくなった。
「はい、お待たせしました」
差し出されたお茶には目も向けず
「鈴木さん、ご馳走さま。美味しかったよ。感想としては........まぁ、他社の物真似にならないよに気を付けてね」
「え?ちょっと、待ってください。松元部長?」
『このあと会議だから........』
嘘だとバレても良い断り文句で晶のいない部屋を後にした。
彼女といても特にはならないだろうし......ね。