パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 パティシエの........

こんなとき、ドラマとかって備え付けの電話がなったり........スマホのバイブが震えたりとかあるでしょ？


主人公を助けるために『ラッキー』なんて思えること、あたしにはないのですか？


わーん！！
西村さんがジリジリ距離を詰めてくる。
部長にされた時には感じなかった恐怖感が芽生えてくる。


好きでもない人が近くに迫ってくるって、こんなにも嫌な気持ちになるんだ。
部長の時にはこれっぽっちも思わなかったのに。


「瀬上さん....もしかして彼氏サン、束縛系？」


「え？」


「会社の同僚と飲みに行くのも許可がないとダメ....とか？」


現在。
西村さんとの距離、約５０センチ。
きっと、あたしにとってこれが我慢できるギリギリのライン。