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あたしの甘い王子さま
第10章 恐怖の飲み会 ―――伸太朗side

さて、そろそろ俺の出番かね。
事の成り行きを聞いていたが、しばらく進展しなさそうだし。
それよりも........お嬢さんたちが晶に向ける言葉はキツそうで、俺も聞きたくないし。
いい加減、俺も晶欠乏症になりかかってるしね。
返してもらわないと........この後の晶が大変になるからさ。
俺は、別に良いけどね。
甘えてすり寄って、ときに乱れて抱きついてくる晶は........大好物だ。
もたれていた壁から離れ、お取り込み中のところに顔だけ出して声をかける。
おお、驚いた顔がいくつだ?
ひとつ、ふたつ、みっつ........
さて。
我が姫の救出と行きますかな。

