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あたしの甘い王子さま
第11章 甘い、二人の夜

「晶自身の方が美味しく食べられそうだけど?」


「え?ちょっ....と、部長?」


泡作りに一生懸命だったあたしは後ろから部長に抱き締められ、耳よりの頬に優しいキスが届いた。


「その泡さ........この可愛い晶の胸にくっつけて、俺の身体洗うとかしてくれたら、今夜のことは許してあげる」


「は?え?....許す?」


あたし、怒られるようなことしました?


「そうだよ?さっきの飲み会、いくら俺との席が離れてるからって無防備にも程がある。若造パティシエに迫られてるなんてさ、どれだけガードが甘いの?」


「え~そんなのあたしのせいじゃないよぅ........って言うよりも、何してるの?やだ!何処に手を入れてるのっ!」


「何って、晶の服をちょっとね........ブラの中身を堪能してるだけだよ?悪い?」



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