この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あたしの甘い王子さま
第11章 甘い、二人の夜
―――――――――――
――――――
―――
二人同時に湯船に入るとお湯が波打って『ザブン』と音をたてる。
高く波打ったら浴槽の縁から外へと溢れていく。
もうね、あたしは長距離でも走ったかのような疲労感です。
「晶....気持ちよかったね?」
「ぶっ、ちょ....ちがっ!......しんたろぅ......の、せいだもん」
「くぅ~ほしい!あとちょっとだったのにぃ」
「もう、間違えないもんねっ!だ」
そうです。
部長のお願い第2弾がありましてね。
間違えるとペナルティが........
「そう?遠慮せず間違えて良いのに。晶の身体はあっちこっちに紅い花が咲いてるから可愛いよ?........あ、これだけ紅いと月曜日、服装に困るか?」