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あたしの甘い王子さま
第13章 あたしの甘い王子さま

窓の外を見れば、まだ星空を堪能できる。


きっと外を歩けば冷たい風が頬を撫でていくんだろう........なんて、暖かい部屋の、心地よいベッドの上でしんみり考える。


「んんっ........」


「晶?寒いかい?」


俺に背を向けて眠りについていた晶が寝返りをうち擦り寄ってきた。
肩から落ちたシーツは可愛い胸の膨らみを露に。
そこには、これでもかと付けた独占欲の印。
季節は冬だし、肌の露出も少ないし、躊躇うことなく火照る肌に吸い付いた。


「ん....だい、じょぶ....」


「そう?ほら、もっとこっちにおいで........」


「あぃ........」


晶の頭を胸に乗せ置き、さっきまで堪能していた身体を俺とシーツで包み込む。





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