この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あたしの甘い王子さま
第3章 騙された?

「どうしたんです?まさか、あたしの休みに合わせて来てくれた........とか?」
「あら、晶ちゃん!やっぱり仕事の出来る女は勘も良いのね~正解よ!」
ほら、早く此方に来て。
そう言わんばかりの笑顔でリビングへとあたしを促す。
このいつも元気なゆり子おばちゃん、あたしは嫌いじゃないんだよね。
「晶、お帰り。姉さんからの差し入れ、一緒に食べましょ」
リビングのソファーに腰を下ろしたところで、母であるえり子ちゃんがあたしの好きなチーズケーキと紅茶を持ってキッチンから現れた。

