この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あたしの甘い王子さま
第13章 あたしの甘い王子さま
「あたし、伸太朗に何にもプレゼント用意してなかった........」
しょんぼりする晶も可愛いと思ってしまうのも........。
俺には、晶が傍に居ることがプレゼントなんだけどね。きっと、本人はソレが答えだと気に入らないんだろうなぁ。
「ん?晶からはちゃんともらったよ。た~くさん」
「え?あたし、何もあげてないし........」
「そう?沢山貰ったよ........晶がオッケーならまだ欲しいくらいだけどね?」
こう話すと、首をかしげていた晶の顔がだんだん変わってきた。
俺が何について話しているのか分かったのかな?
「晶、気づいちゃった?」
「ん....気づいた」