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あたしの甘い王子さま
第13章 あたしの甘い王子さま
途切れることのない水音は、晶の声と共に部屋に響き俺の耳をも気持ち良くさせる。
何度抱いても飽きることなく『もっと、もっと.......』と、キリのない欲望が俺を襲う。
晶を抱き起こし、向かい合わせに座る形をとる。
なかで擦れる場所が変わるのか晶の声も締め付け具合も変わった。
きっと俺は、どれだけ抱いてもこうした発見で晶をもっと気持ち良くさせてあげたくなるんだ。
「ね、しんたろっ....」
「ん?どうした....どこか、痛い?」
「うんん....しんたろ....も、キモチイイ?」
あぁ....これだ。
晶が可愛くて、大好きで、愛しくて........
手放すなんて、考えられない。