この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
孤城の中のお姫様
第3章 植松藍子(うえまつあいこ)〜東京私立S女子大2年生〜
お湯に浸かりながら姉の清さんが少し顔を赤らめて言った。
「ねえ、藍さん。」
「なぁに?清さん。」
「藍さんは…男の子とキスしたことある?」
「いいえ、まだ無いわ。清さんはあるの?」
「あったら、藍さんにとっくに打ち明けてるわ。私も藍さんもないのだから、練習しなくちゃ。」
「練習って?私たちで?」
「そうよ。…藍さん目を閉じて、少し顔を上げて。」
姉の清さんは,私が目を閉じると、私の顎に軽く手を添え、私の顔を上向き加減にして唇を重ねてきた。ほんの一瞬の出来事だったが、私の身体に血流が走り、身体のほてりを感じた。
「清さん…すごくドキドキしてる、私…。」
「藍さんもそうなの、私もすごくドキドキして、温泉のせいかしら、身体が熱いわ。ちょっとそこに腰掛けましょう。」
私と姉の清さんは、バスタブサイドの腰掛けられるスペースに私を誘った。私と姉の清さんは、二人でほてった身体を冷ますように、並んで腰掛けた。
「ねえ、藍さん。」
「なぁに?清さん。」
「藍さんは…男の子とキスしたことある?」
「いいえ、まだ無いわ。清さんはあるの?」
「あったら、藍さんにとっくに打ち明けてるわ。私も藍さんもないのだから、練習しなくちゃ。」
「練習って?私たちで?」
「そうよ。…藍さん目を閉じて、少し顔を上げて。」
姉の清さんは,私が目を閉じると、私の顎に軽く手を添え、私の顔を上向き加減にして唇を重ねてきた。ほんの一瞬の出来事だったが、私の身体に血流が走り、身体のほてりを感じた。
「清さん…すごくドキドキしてる、私…。」
「藍さんもそうなの、私もすごくドキドキして、温泉のせいかしら、身体が熱いわ。ちょっとそこに腰掛けましょう。」
私と姉の清さんは、バスタブサイドの腰掛けられるスペースに私を誘った。私と姉の清さんは、二人でほてった身体を冷ますように、並んで腰掛けた。